摩利支天堂の隣には、平成19年の亥年を記念して改修された授与所があります。お参りの後にはぜひこちらにもお立ち寄りください。御守り・おふだ・おみくじ・絵馬や護摩木など様々な授与品をお選びいただけます。四季折々に表情を変えるお庭を見ながら室内に小川が流れる心休まる空間です。
 

「護摩」とはサンスクリット語の「ホーマ(homa)」を音写したもので、供物を炎に投じて神仏を供養する「焼施」を意味します。この煙が天に届く、すなわち皆様がご寄進された護摩木がこの供物になり天からの福が供養者に与えられます。当寺摩利支尊天の護摩供は修験宗本山聖護院門跡の修法をもって行われる採燈護摩で、10月20日ご開帳大祭に際して摩利支天堂境内に護摩壇を組み、修法をもって真言を唱える山伏衆によって皆様の寄進された護摩木が炎の中に投じられます。寄進者の願い事・お名前・年齢が書かれた護摩木は、毎月のご縁日に祈願のあと、尊天堂内に大祭まで納められます。

授与所にて授与しております、御札や御守などの一部をご紹介します。


経文や祈祷をした小札などを封じ、肌身につけて災難除けやご加護を願ったものが御守りの始まりと言われています。当寺では摩利支尊天の祈願文を刻した木版を刷り金襴の布で封じた御守作りの作法が代々の住職に受け継がれています。他にも摩利支天のお使いである亥の形をしたものなど様々なお守りがございます。どれも粗末にせず、肌身離さず常に持ち歩くものに付けて頂くことが肝心です。お好みの色や形でお選びください。どのお守りも摩利支尊天真前にて開運・勝利をご祈願したものでございます。



当寺の摩利支尊天堂では、猪を象った陶製のおみくじをご自身で引いて頂きます。摩利支天の御使いである亥があなたの運勢を運んでまいります。従来の御籤箱を振って、百番までの数字を引き御籤箋を受け取る従来のおみくじもございます。おみくじとは、神社や寺で吉凶を占う為に引く籤です。まず籤を引く前に占う期間を決め、占いたい事柄を心に留めて真前にお参りします。つぎに籤を引く訳ですが、吉凶に一喜一憂せず内容をよく読んでいただくことが肝心です。引いた籤はすぐに結ばず暫く持っておきます。占う期間が過ぎればまた新しいおみくじを引き、そこで古い籤を結んで返します。 作法には諸説ありますが、おみくじには今だけでなく未来の事も書かれていますのですぐに結ぶと忘れてしまいます。暫く持って悩みに出会ったとき見返すようにすると、良いことも悪いことも自らの人生に役立てる事ができます。





当寺の摩利支尊天のお姿を印した御札、家内安全息災延命を祈願した小札、火災盗難除けを祈願した小札の三種。そしてそれらの御札すべてを一つにし、金の帯で封をした「宝札」がございます。 「宝札」は神棚ではなく皆様が普段お出入りされる玄関の内側、またはお集まりになる居間の目線より高い位置に、出来れば陽のさす方角(南または東)に向けてお貼り下さい。 どの御札も新年改旦に摩利支尊天真前にてご祈願したものでございます。



かつて神事に使用する馬を神社に奉納したのが始まりと伝えられる絵馬。商売繁盛、家運隆昌など実利的な祈願をする風習が広まったのは江戸時代からで、明治になると様々な形や絵柄が増え現在に至ったといわれています。当寺では、建仁寺本山法堂の天井画「双龍図」奉納のご縁で平成19年亥年に日本画家の故小泉淳作先生に原画をお願いいたしました。
ご自身や親しいお方の「願い事」や「お名前」をお書き頂き境内の絵馬掛けに結んでご祈願ご奉納ください。また縁起物としてお持ち帰り頂いても結構です。